緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)ってどんな頭痛?
緊張型頭痛とは、首や肩の筋肉の張りによって起こる頭痛です。
筋肉が張ると血流が悪くなり、頭の周りの筋肉も血行不良になり頭痛が起こります。
患者様も自覚されていることが多く、肩が凝ってくると頭痛を感じられているでしょう。
緊張型頭痛の大きな特徴として、片頭痛とは違い、両方に頭を締め付けるような頭痛が発生します。
緊張型頭痛になりやすい原因とは?
前述の通り、緊張型頭痛は筋肉の張りによって発生しますので、筋肉が張る生活をしてしまうとなりやすいです。
仕事や勉強をしている時、不良姿勢になっていたり、長時間同じ姿勢になっていたりすると、筋肉が血流不足になり筋肉が張りやすいです。
また、姿勢だけでなく、精神的なストレスや日々の疲れによって、交感神経が優位になり筋肉が硬直してしまいます。
緊張型頭痛は、筋肉の張りによって起こることは分かっていますが、筋肉が張る原因はさまざまなので、主な原因を挙げました。
緊張型頭痛の特徴的な症状について
緊張型頭痛と片頭痛の大きな違いとして、頭痛が発生する場所や発生の仕方があります。
片頭痛は片方の「こめかみ」部分で起こり、ドクドク脈を打つような拍動性の痛みが発生しますが、緊張型頭痛は両方あるいは全体的に頭を締め付けられるような痛みが出ます。
また、後頭部から首の後ろにかけても痛みや違和感が現れることもあるでしょう。
その他、頭が重たく感じたり(頭重感)首・肩・背中の張りを感じたりすることも多いです。
緊張型頭痛は筋肉の血流不足によって発生しているため、お風呂に入ったりカイロを張ったりして温めると症状が軽減する特徴もあります。
緊張型頭痛に効果的な施術とは?
筋肉の張りがありますので、緊張型頭痛には筋肉をほぐす施術が効果的です。
施術内容として、電気施術や首・肩のマッサージに加え、鍼施術もおすすめです。
鍼施術は、筋肉の症状に対して大変効果的で、筋肉を刺激することで血行を改善し症状を和らげます。
鍼施術が苦手な方には、頭のツボを刺激するヘッドマッサージもありますので、ご希望の方は受付でお申し付けください。
不良姿勢が主な原因で緊張型頭痛が発生している場合、姿勢を改善する猫背体操・肩凝り体操も行っております。
まとめ
緊張型頭痛は、適切な施術をすれば改善する頭痛で、予後は良好です。
ただし、症状が改善しても、不良姿勢を続けていたりストレスを溜めていたりすると、再発する恐れがありますので、定期的にケアすることをおすすめします。
様子を見ていても、肩凝りが悪化し頭痛も酷くなる可能性がありますので、早めにお近くの施術所に相談してみましょう。
ヒグチ整骨院・鍼灸院について
当院では、症状となっている原因を的確に特定し、根拠のある施術を心掛けております。
原因がわからなかったり施術範囲外の症状だったりした場合は、精密検査を依頼することもあります。
どこに行っても変わらない・ちゃんとした整骨院で施術されたい・関西圏にお住まいの方は、ぜひ当院にお越しくださいませ。
Comentários